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大学概要

大学の様々な取組

AIU’s Unique Programs and Activities

21世紀のグローバル社会では、多様な価値観や世界観を互いに認め合い、個々の英知を集めて諸問題の解決に努めながら、ともに未来を切り拓いていく力が求められています。国際教養大学は、卓越したコミュニケーション能力と豊かな教養、そしてグローバルな専門知識を身に付けた実践力のある人材を養成するとともに、国際社会と地域社会に貢献するため、世界標準の「教養教育」を確立し、日本から世界へ向けて発信していきます。

1. 国際協働課題解決型プロジェクト

International Project-Based Learning
PBL、答えはここに。

水野 智仁 Dr. Norihito MIZUNO (事業推進責任者)

ASEAN地域の提携校との国際協働PBL(Project-Based Learning:課題解決型科目)を実施しています。PBLでは提携校との国内外での協働により、講義、資料調査、フィールドワークなどによるデータ収集?分析、発表?討論、レポートの作成を通して、各地域に関連したさまざまな課題に取り組みます。そして、異文化体験?交流を経ながら、文献資料や収集したデータの多角的分析に基づく考察力や課題に対する解決力を養うとともに、コミュニケーション能力や共同作業能力を身に付けることを目指します。2019年度は、マレーシアのボルネオ島サバ州におけるグリーン?エコノミー(持続可能な開発?発展を実現する経済の在り方)、秋田県内とタイ北東部における持続的地域発展?振興の可能性、タイのバンコクを中心とした、戦時中の日?タイ関係や秋田県とタイとの文化?経済交流の可能性について、PBLを実施しました。

三政 奈緒さんたちの写真

フィールドワークで訪れた泰緬鉄道の見学にて。左から3番目が三政さん。

現地の大学での実際の講義や活動を通じてタイを学びたいと思い、今回のPBLに参加しました。最終発表では、日タイ関係の今後のあり方について、民間交流を促進することを軸に提案しましたが、この結論に至るまでにはチームメイトと何時間にも及ぶディスカッションを重ねました。二国間における友好関係について、歴史?経済?文化などのあらゆる視点から考察することの重要性と、その難しさについて学ぶことができました。

三政 奈緒 Nao MIMASA
2020年2月 タマサート大学とのPBL科目
GSP337「日タイ(秋田?タイ)関係の過去?現在?未来」を履修

松清 有沙さんと現地の学生さんたちの集合写真

世界遺産、キナバル山近くにて現地の学生と。後列右端が松清さん。

タイでの交換留学中に東南アジアに魅了され、さらに留学後に履修した環境科学の授業を通じて地球規模の環境問題に興味を持ち、今回のPBLに参加しました。世界遺産近郊での観光資源としてのホームステイを体験したことや自然保護区域のある農村部を訪れたことがきっかけで、持続的な経済活動には何が必要かを考えるようになりました。卒業後はこの経験を活かし、企業の一員として、新興国でのビジネスの成長と現地の環境保全の両立に貢献したいと考えています。

松清 有沙 Arisa MATSUKIYO
2020年1月 マレーシア工科大学、マレーシア?サバ大学とのPBL科目
GSP335「グリーン?エコノミーへの多角的アプローチ」を履修

2. 企業との連携による寄附講座

Private Sector Funded Course
JR東日本寄附講座科目

JR東日本秋田支社と本学が締結している連携協定のもとで、低迷する東北の観光という課題をテーマに据えたPBL型科目を開講しています。講座では、観光を持続可能なまちづくりや地域資源の保全に活かす方法について、多くの専門家を招いての講義やグループワーク、実地調査等で学びます。

フィールドトリップ中の熊谷 星さんたちの写真

男鹿市のフィールドトリップ(聞き取り調査)にて。青面のナマハゲの中が熊谷さん。

本講座では「ナマハゲに代表される男鹿の地域資源をどのように持続可能な観光資源にするか」というテーマのもと、県内外出身の学生、世界の様々な国からの留学生が、互いの知識を結集させながら課題解決に向けて取り組みました。実際に男鹿の観光施設に足を運び、地域住民の方々へ聞き取り調査を行いました。男鹿の観光産業の現状や課題を肌で感じることができ、県内出身者として、男鹿だけでなく秋田全体を多様な視点から見つめ直す良い機会となりました。

熊谷 星 Akari KUMAGAI
2019年度秋 JAS385「遺産観光論:持続可能な東北観光」を履修

3. 英語教育の改革

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)
イングリッシュビレッジ

高校生とグループワークをする留学生の写真 高校生と話す留学生の写真

中高校生を対象とした、「英語を英語で学ぶ」イングリッシュビレッジを開講しています。講師となる本学の学生(大学院生、学部生、留学生)は、事前に担当教員からトレーニングを受け、英語で中高校生向けに授業をするという経験から、自律的かつ能動的に学習する姿勢を身に付けています。秋田県内に限らず、県外の中高校生も参加しており、国際教養大学というグローバルな環境の中での英語学習を楽しんでいます。

ティーチャーズセミナー

ティーチャーズセミナーの写真 授業を行う先生と子供たちの写真

秋田県内外の小中学校の英語教員を対象に、ティーチャーズセミナーを開講しています。セミナーでは、「英語を英語で教える」ことの意味やその手法、実践的教授法、クラスマネジメントなどについてのワークショップを実施しています。県内外の教育委員会とも協働しながら本学がこれまで培ってきた英語教育の実践的方法論を活用し、初等?中等教育を担う現職教員の指導力向上に貢献しています。

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援

4. 海外大学とのパートナーズプログラム

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

本学が短期留学生向けに提供するパートナーズプログラムは、本学と本学の海外提携大学の教員が共同で開発した日本研究プログラムです。2019年度は、2つのプログラムを開講しました。

日本歴史探訪セミナー

米国のウィリアム?アンド?メアリー大学とニューメキシコ大学の学生が、秋田を出発点として青森、京都、長崎、東京と、日本各地の名所?旧跡を巡りながらその歴史を学び、日本史への理解を深めました。

日本歴史探訪セミナーに参加した学生の集合写真

Once Upon a Time in Japan was my first time in Japan, and it was a wonderful adventure! I really enjoyed the hands-on approach to learning by visiting different historical sites. Additionally, traveling allowed me to experience Japanese culture in a unique way. I am so thankful for this seminar, and consider it one of the highlights of my college career.

Leah GRIFFITH, The College of William & Mary, USA

上級日本語?秋田学冬期集中プログラム

オーストラリア国立大学の学生が大都市圏とは異なる日本を秋田で体験しつつ、秋田の気候風土、歴史、伝統工芸、食文化や、少子高齢化と過疎化の課題について学びました。また、冬の祭りに参加するなど、秋田の人々との交流を重ねました。

プログラムに参加したロクランさんの写真

 

This program was not my first trip to Japan, but it was undoubtedly the most memorable and impactful I have had thus far. Meeting locals in Shiraiwa, making new friends, eating your way through local specialties, and extending your Japanese language ability through difficult, yet engaging lectures. This program is perfect for those seeking a challenging, but holistic way to engage with rural Japan.

Lachlan HALL, The Australian National University, Australia

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援

 

5. テーマ別ハウスによる24時間リベラルアーツ教育

スーパーグローバル大学創成支援事業(2014年度~2023年度)

着物を着て行事に参加した学生の集合写真

学生寮や学生宿舎は、これまでは学生生活を支援する生活の場としての「生活寮」として考えられてきましたが、本学ではこの「生活寮」を「教育寮」に換え、寮生活の中でもリベラルアーツ教育を行うことができるよう、テーマ別ハウスを導入しました。特定のテーマのもと集まった日本人学生と留学生とがハウス(学生宿舎)で1学期間の共同生活を行い、それぞれのテーマに基づいた活動に取り組んでいます。2019年度は、日本自然文化ハウス、日本語ハウス、フィットネスハウス、ロシア(スラブ)言語文化ハウス、英語教育ハウスの5つのハウスが開設されました。

Fitness Houseでボクササイズ体験をする学生の写真 味噌玉作りをする学生の写真

国際教養大学 スーパーグローバル大学創成支援