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国際教養学部

学長メッセージ

カセム学長の写真

ここでしかできない教育を通して、ここでしか育てられない人材を輩出する

国際教養大学(AIU)は、ここ秋田の地でそれまで日本になかった新しいグローバル教育をスタートさせ、全国各地から学生が集まるとともに、Times Higher Educationの大学評価にも象徴されるように、今や世界が認める大学になりました。これは多様性と活力に満ちた学生と教職員、秋田の地域社会、そして世界各地の提携大学が織りなすAIU Communityが生み出した奇跡と言えるでしょう。

 

AIUは、グローバルリーダーの育成を目的としてリベラルアーツ(教養)教育を展開してきました。知識を蓄え、人格を陶冶することは本学の教育の核心だからです。一方、ますます混沌とする世界をたくましく生き抜くには、さらに高いレベルでの「応用力」が必要になります。そのため、2021年より「応用国際教養教育(Applied International Liberal Arts: AILA)」という新たな教育手法を導入しました。 ほぼすべての授業において社会の現実課題や自己省察に関連するプロジェクトを組み込むとともに、論理的に考えて文章にまとめ発信する力を段階的に伸長し、学外?海外での実体験を通して自己の確立をはかっていきます。「知の応用力(統合知)」と「全人格の応用力(人間力)」の実践を重ねながら学生の成長を促すのです。

 

現代は世界規模で解決すべき課題に満ちています。しかし、それらを紐解いていくと、ローカルな課題と直接?間接的に繋がっていることがわかります。秋田にはSDGs に通じる課題が豊富にあり、AIUは地域社会と協働できる機会に溢れています。ここに本学の強みである世界中に広がる提携大学とのネットワークを活用することもできます。例えば、秋田で大規模に進む風力発電事業では、再生可能エネルギー先進国のデンマークやイギリスの大学と協働調査?研究することで、新たな発想や価値を生み出せるかもしれません。このほかにも農業と気候、健康寿命と科学技術など、AIU Communityには、皆さんの関心に応じた様々な学修分野の組み合わせと、知識やスキルを応用しながら実践できる学びの環境があります。

 

また2022年4月には学内にデザイン創造?データサイエンスセンターを立ち上げ、データ分析と豊かなデザイン力で社会の課題解決に挑んでいくための拠点とし、AILAの高度化を推し進めていきます。

 

今後、世界の不確実性がどれだけ増そうとも、また、いかなる高度デジタル社会が到来しようとも、世界中の人々と繋がりながら課題を解決していけるグローバルリーダーの重要性が変わることはありません。AILAが生み出す無限の可能性を一緒に切り拓いていこうという志のある皆さんが、AIU Communityに加わってくださることを楽しみにしています。

モンテ?カセム Monte CASSIM

国際教養大学 理事長?学長(元立命館アジア太平洋大学学長、元大学院大学至善館学長)